2010年 11月 19日
ひさしぶりの一人旅。 しかも、開港して間もない羽田新国際ターミナル。 勝手が分からず、まずは浜松町のモノレール乗り場で迷う。 おお!TVで見ていた通り。モノレールを降りるとすぐにチェックインカウンターだ。 これは便利でいいけど、やっぱり成田の方が海外気分が盛り上がるかな・・・ レストラン街や展望台などぶらぶら見てまわる。 深夜(1時過ぎ)の出発なので、23時頃に空港に入ったのだけど人が少ない。 出国審査を済ませてパリ在住の I氏に頼まれた週刊誌を買いに売店に行く。 立派なブランドの免税店は深夜と言うのに、まるで昼間のようにきらきらと輝いているのに 雑誌などを扱う売店はすべて閉店。(大体23時で閉店) しかも、成田の本屋のような規模ではない。 あれでは営業していたとしても、依頼された雑誌は揃わなかったかもしれない。 ああ、どうしよう。 JALのラウンジでも念のため聞いてみたが、売店はすべて終了。 あきらめてビールでも飲む事にした。 食事の内容は、成田とあまり変わらないか・・時間帯にもよるだろうけど お腹は空いていなかったのでビールとおつまみを頂いてから探検に出かける。 気になっていたのはシャワールーム。 ちょっと覗いてみようと入ってみたら、ちゃんと受付があって人がいた。 「あ・・・ここは有料ですか?」とケチ臭い質問をしてしまった。 まさか、「ちょっと覗いてみただけです」とも言えないわけで、 「無料です」と言われて、なんだか引っ込みが付かず 「では、お借りします」とシャワーを浴びる事に。 シャワールームは快適。広々としてリラックスできる。 さっぱりしてから、もういっぱいビールを飲み、飛行機に乗り込んだ。 今回は満席と言う事で、ラッキーな事にプレミアムエコノミーにランクアップ。 座席があまりしっくり来ないので好きじゃなかったけれど、 今回の機種はとてもいい。椅子のスライド加減といいなかなかいいかんじ。 ワインを2本keepして、映画を見ているような見ていないようなかんじで ぼーっと眠りにつく。 パリ シャルルドゴール空港へ着いたのは朝の6時すぎ。 エールフランスバスでリヨン駅に向かう。 バスの中で見た朝焼け。きれいだった。 今回はバスチーユの大きな市に行くのが目的だったので、バスチーユ界隈のホテルを探した。 ホテルはルームチャージなので一人では割高なかんじ。 それでも頑張って1泊62ユーロの部屋をとった。 場所もバスチーユからすぐでシャロンヌ通りの便利な場所。 バスを降りたリヨン駅からスーツケースを転がしながら歩いた。 8時前にはホテルに到着。 チェックイン時間前にも関わらず、部屋に入る事が出来た。 日本の4階。リフト(エレベーター)は無し。 スーツケースを引きずりながら、ぐるぐると4階まで階段を上る。 みんなが踏む場所がエッジが減っていて滑り落ちそうだ。 ふぁあ〜〜。大汗かいた。 303号室 部屋はベッドと備え付けの机、クローゼット、シャワールーム。一応TVもある。 とにかく狭いが、寂しい一人旅には狭い方が落ち着いたりもする。 窓側から撮った部屋の写真(狭すぎて収まりきらない) ドア側から撮った写真。ほとんどベッドだけってかんじ。 さて、歯を磨こうと思ったけど洗面台の蛇口が回らない。 フロントへ電話で・・・と思ったけど、フランス語はわからないし 英語でもなんて言うんだ?ってことで、4階から1階まで降りる。 身振り手ぶりで説明。部屋で待ってろと言われて1階から4階まで上る。 しばらくすると、係の女の人が来て「どうした?」という。 洗面所で「これがキツくて回らないのよ〜」と大げさにやってみせた。 怪力のその女の人は、軽々と蛇口を回して出て行った。 さて、無事に顔を洗い歯を磨いたら早速出かける。 お昼に I氏とマサヨさんと待ち合わせをしているので、 それまで、調べておいたブロカントへ行ってみることに。 あいにく冷たい雨。時折強い風もふく。店数がやっぱり少ない。 さむいなあ。 でも、あるある、私好みのガラクタがいっぱい。 がちゃがちゃ袋をぶら下げながら、ちょっといっぱいコヒーでも飲みたいな と、1月に4人で入ったカフェを見たら、改装中なのかやっていなかった。 面倒なのでとりあえずバスチーユまでメトロで戻って、いいかんじのカフェのつもりで 店に入ってみたらアイリッシュパブで、「カフェでもいい?」って 確認しつつ開店したての店にてパリで一杯目のカフェクレームを飲む。 さて、ホテルに戻ってマサヨさんと I氏と合流してランチに出かける。 食通の I氏はバスチーユ界隈のカフェやレストランをピックアップしてくれていた。 「SQUARE TROUSSEAU」 カフェというくくりではあるけど、立派なビストロ。 なかなか素敵な内装で、驚いた事に小さい子供連れのファミリーが多い。 メニューを見るとなかなかのお値段。 皆さん裕福なファミリーなのね。 小さな子供でもきちんと一皿頼んでいるところがすごいなあと思う。 さて、私たちは何を食べよう。 いや〜〜、フランス語ペラペラの人が一緒って本当にいいもんですね。 メニューを全部説明してもらって、お店の人とも会話が出来て、 何十倍も得した気分になるもの。 まずはワインはおすすめのものを I氏が「ここのおすすめはこれだ!」と言う事で、アーティチョークを。 以前イタリアで食べた時とはちょっと違う。これどうやって食べるの? I氏が食べ方の指導をしてくれる。歯でしごいて食べるんだって。 で花びらのような部分を大体食べ終わって、「下げていいよ」と、すましていたら 「この芯の部分が一番おいしいのよ」とお店の人に言われて I氏もビッックリ。なるほど、柔らかくて食べ応えがある。 そうそう、イタリアで食べたのはこの柔らかいところだった。 前菜はアーティチョークともう一品、鳥のサラダ。 なかなかおいしいドレッシング。野菜も山盛りでうれしい。 私のメインはステーキのキノコソース。 マサヨさんはホタテ。 I氏はヒツジ。 このヒツジはおいしい!と、あまりヒツジは食べないマサヨさんが大絶賛。 でも、私は遠慮しておきます。 それぞれに付け合わせがいろいろ選べたので、インゲン(山盛り)ポテト(山盛り) さや系の豆の盛り合わせ(山盛り)をみんなでわけながら食べた。 どれもおいしかった。 デザートはいらないよね..と言ったものの、I氏は他の人が頼んでいるフランボワーズが 気になって仕方ない様子。じゃあ3人でわけましょうかと言う事に。 いやあ、カフェで軽く食べましょうと言うはずが、こんなにしっかり目のランチになってしまい おしゃべりも弾んで、ミチヨさんに連絡するのが遅れてしまった。 ミチヨさんとはバスチーユの市で折り合う予定だったけれど、 電話がうまく通じずに既に帰宅してしまった後だった。スミマセン。 マサヨさんともここで別れ、I氏と一緒にバスチーユの市に潜入。 下調べした通り、室内は高級品。さっさと運河沿いの店を見て回る事に。 実は、日本にいる I氏の奥さんからの指令で、その場に一緒に出かけたわけなのだけど なぜか、食べる方で盛り上がり過ぎの私たち。 奥さんの指令は、アンティークの額縁とタイルを買う事。 あらかじめ欲しいもののイメージを聞いてあるので、I氏に「あんなの」「こんなの」と 実際のものを見ながら選ぶ。 人んちのものを選ぶのも楽しいものだと思った。 運河のこっちと対岸もずーっとテントがならぶ。 I氏、結構いい額縁と絵を数店お買い上げ。 私も通訳付きで、楽しい買い物が出来た。 が、しかし・・・ 早朝にパリに到着して、さすがに夕方になると身体が重い。 一日が長い。 夜は I氏がバスチーユのシーフード系のビストロを予約しておいてくれたのだけど、 しっかりビストロに座って食事を食べるには体力が持たないと断念。 せっかくの予約をキャンセルしていただき、ホテルの近くの「ポーズカフェ」で軽い夕食を。 I氏 マッシュポテトの上にブータンのほぐした系がのっている一品。 これ、私は苦手なので食べなかったけれど、I氏は「うまい!」と唸っていた。 私はサラダシノワズリ 中華と言うくせにのり巻きが入っている が・・ なんだこの米は!?ってかんじのご飯だった。 ビールはベルギーのレフ。久々にうまし。 映画や雑誌でおなじみの「ポーズカフェ」は、若者だけじゃなく おっさんたちも楽しげに集う素敵なカフェだった。 ホテルの戻ってバタンキュー 長い一日が終わった。 だけど、夜中に隣の部屋の話し声で目が覚めてから、眠れない。
by plusai-tabi
| 2010-11-19 12:14
| 2010.11 パリ
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